WEB制作の確認ノート

Web制作で追加修正を頼まれたら?返信する前に確認したい5つのこと

「ここも少し直せますか?」という連絡に、すぐ「大丈夫です」と返したくなることがあります。ただ、文字の差し替えと、ページ構成の作り直しでは必要な作業が違います。返事をする前に、依頼の内容と、すでに確認している範囲を並べてみましょう。相手を待たせそうなら、まず受領と回答予定だけを伝えれば、費用や日程をその場で決めずに確認を進められます。

1.直してほしい場所を特定する

最初に必要なのは、対象のページ、場所、変更後の状態です。「トップページの写真を大きく」だけでは、スマートフォンでも同じ見え方にするのか、写真そのものを交換するのかが分かりません。URLと画面上の位置、希望する変更を一組で確認します。スクリーンショットを使う場合も、「赤枠の画像を、添付の写真に差し替える」のように文章を添えると、作業の対象を共有しやすくなります。

2.今回の制作範囲と照らし合わせる

見積もり時の資料や、その後のやりとりを読み返します。確認したいのは、修正回数だけではありません。原稿の差し替え、別案の作成、ページの追加、機能の変更をどう扱う予定だったかも見ます。制作側が指定内容を反映できていなかったケースと、確認済みの内容から新しい案に変えるケースでは、経緯が違います。記録が曖昧なら、まず双方の認識をそろえるところから始めましょう。

3.ほかの作業への影響を整理する

例えば、架空のカフェサイトで「予約ボタンを追加したい」と言われたとします。既存の予約ページへリンクするだけなのか、サイト内に新しい予約フォームを作るのかで、確認事項が変わります。前者ならリンク先や設置位置、後者なら入力項目、送信先、確認画面なども検討が必要です。見えている変更が小さくても、スマートフォン表示や動作確認が増える場合があります。分からない部分は、調べる作業も含めて書き出します。

4.費用と日程を確認してから着手する

追加の作業があると判断したら、「追加料金です」とだけ返すより、変わる内容と条件を一緒に示します。例えば「予約フォームを新設する場合は、項目の確定後に追加のお見積もりと日程をご案内します。今回は既存の予約ページへのリンク設置にする方法もあります」と伝えます。金額や納期は実際に確認した値を使い、まだ計算できていない段階で確約しないようにします。

5.返信と作業記録をそろえる

返信の下書きは、次のように組み立てられます。

変更のご希望をありがとうございます。対象は[ページ・場所]、変更内容は[内容]と理解しています。現在の制作範囲と日程への影響を確認し、[回答予定日]までにご案内します。[未確認事項]について、あわせてお知らせいただけますでしょうか。

条件がまとまったら、依頼日、変更内容、費用・日程への影響、相手の回答、着手状況を同じ場所に残します。電話で決まった内容も短く書いて共有し、相手からの返事がない状態を承認済みとして進めないようにします。

送る前のチェック

毎回長い説明を作る必要はありません。依頼を受けた段階、条件を案内する段階、回答を受けて着手する段階を分けると、その時点で伝えることを絞れます。まずは今進んでいる一件について、変更の内容と次の回答予定を一行で残してみてください。

「案件のしおり|Web制作の確認・返信キット」では、こうした場面の返信文と確認用ファイルをまとめています。使い方が合うか、無料サンプルから確認できます。

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制作にAIを使用しています。例は説明のための架空のものです。